📚 図書館の記事の続きとして
先日書いた図書館の記事のことが、ずっと頭から離れません。 特に、あのときのヨチ兄のしょんぼりした姿を思い出すたびに、どうしようもなく胸の奥がざわつくような気持ちになります。
ヨチ妹の気持ち、周囲の目、そしてヨチ兄の気持ち。 いろいろなことが重なって、どうすることもできない瞬間があること。 そして、おそらく今後も同じような場面に幾度となく遭遇するだろうということ。
それを考えると、正解のない問題にどう向き合えばいいのか、わからなくなります。
📖 気になっていた本を手に取った理由
そんな時、ふと以前から気になっていたものの、読むのを避けていた本のことを思い出しました。
うみこ著 『妹なんか生まれてこなければよかったのに ― きょうだい児が自分を取り戻す物語』
発売当時、題名のインパクトが強くて、読むのが少し怖いなと思ったのを覚えています。 でも今回の出来事がきっかけになり、「読むなら今かもしれない」と思い、手に取ってみました。
💬 読んで感じたこと
まず、あくまで私の感じたことですが、簡潔に言うと、
そりゃそうだよね。きれいごとじゃないよね。
という気持ちでした。
美化するわけでもなく、淡々と進んでいく物語には、現実を突きつけられるような重さがあり、何とも言えない複雑な気持ちになりました。 (語彙力がなくて申し訳ないのですが、うまく言葉にできません。)
この本は、障害のある妹を持つ姉の視点で描かれた「きょうだい児」のコミックエッセイです。 母である私とは立場が違いますが、それでも共感する点がたくさんありました。
そして、我が家でこの主人公と同じ立場にいるのはヨチ兄です。 ヨチ兄はいったいどう考えているんだろう──終始そんな気持ちで読み進めていました。
👦 ヨチ兄の気持ちについて思うこと
よく話はしますが、ヨチ兄がどこまで本音を言ってくれているのかは、正直わかりません。
私にとっては、ヨチ兄もヨチ妹も同じようにかわいくて、同じように大事です。 どちらが上とか下とかはありません。
ただ、二人同時に相手をする場面では、どうしても危険が伴うヨチ妹を優先せざるを得ないことがあります。 優先する理由はヨチ兄には説明していて、理解しているようですが、それでも面白くはないでしょう。
そして、家族である以上、助け合わなければいけない場面も出てきます。 が、正直「助け合い」と言いながらも、兄妹間ではヨチ兄がしてあげる一方通行になってしまうのが現状です。
この本を読んで強く感じたのは、
親は子どもを育てる義務があるけれど、兄にそれを義務として求めてはいけない。
ということ。 そこだけは、今後も気を付けていきたいと改めて感じました。
💭 ふたをしてしまいがちな感情について
障害のある家族がいるご家庭では、 悲しみ、戸惑い、拒絶、そして言葉にできない罪悪感など、 「感じてはいけない」と思いながらも、心のどこかで揺れている気持ちがあるのではないかと思います。
でも、どんな感情が出てきても、否定しなくていいんですよね。 弱さでも、間違いでもなくて、それがその時の自分の正直な気持ちだから。
🌱 最後に
正解のない問題に向き合う日々の中で、どうすればいいのかわからなくなることがあります。 それでも、揺れる正直な気持ちをなるべく否定せず、子どもたちと一緒に少しずつ進んでいけたらと思います。
もし、同じような気持ちを抱えたことのある方がいたら、
「こんな思いをしている人もいるんだな」と、そっと心に置いていただけたら嬉しいです。


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