ヨチ母の葛藤 〜抱きしめても届かない気持ちがある〜

ヨチ母の思い

先日、ヨチ妹と室内アスレチックのような遊具がある施設に行った。 その中に、子ども向けの簡単な迷路があった。 もちろん行き止まりもある。

ヨチ妹は、その行き止まりがどうしても納得できなかった。 「進みたい」という気持ちが強くて、 そこで感情が爆発してしまった。

6歳未満は保護者同伴OKとはいえ、 大人にはかなり狭い空間。 後ろには渋滞ができ始めていた。

どう説得しても納得しないヨチ妹を、 私は半ば引きずるようにして外に出た。

でも、そこからが本番だった。

大泣き、暴れる、叩く、髪を引っ張る。 私は必死に抱きしめながら、 「あそこは行き止まりだったんだよ、ごめんね」 と何度も伝えた。

周りにはたくさんの家族がいて、 みんながこちらを気にしていた。

それでも私は、 ヨチ妹が落ち着くまで抱きしめ続けた。

最後に、振り払ったヨチ妹の手が 私の目に当たって、思わずうずくまった。

その瞬間、 ヨチ妹が泣きながら言った。

「行きたかった!ごめんね、まーま。」

その一言で、少しだけ暴れるのが止まった。

「いいよ」と言いながら抱きしめたけれど、 胸の中にはいろんな気持ちが渦巻いていた。

行けるなら行かせてあげたい。 でも無理なものは無理。 それを理解するのは、ヨチ妹にはまだ難しい。

どうしてあげていいのか分からないときがある。 ヨチ妹は大好きなのに、 ただただ無力で、ひどく疲れた自分がいた。

きっと、同じように感じている人もいると思う。

この気持ちの正解を、わかる日がくるのだろうか。

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