📚 こどもの図書館で起きたできごと
先日、ヨチ妹とヨチ兄を連れて、こどもの図書館に行きました。 普通の図書館よりも子どもが多く、読み聞かせの声が聞こえたり、少し緩い雰囲気の場所です。ヨチ妹は絵本が大好きなので、入口に入った瞬間から少し興奮気味でした。
最初は楽しそうに絵本を選んで読んでいたのですが、だんだん声が大きくなっていきました。私は刺激しないように、耳元で「アリさんの声にしようね」「シーしようね」と優しく声をかけていました。 ヨチ妹は注意されることを嫌がり、注意されたと気づくと大声で怒り出すことがあるので、できるだけ“注意”と感じさせないように、そっと諭すようにしていました。
でも、周りから見ると、きっと「何もしていない親」に見えていたと思います。 静かにしようと伝えても、ヨチ妹は興奮が高まると逆に大声を出して怒ってしまうことが多く、注意がそのまま刺激になってしまうのです。きっと周りから見てはっきりわかる注意の仕方ではなかったと思います。
その日はヨチ兄も一緒で、本を借りようとしていました。 だから、ヨチ妹だけをすぐ外に連れ出すという選択が、すぐにはできない状況でした。
⚡ 男性からの注意と、ヨチ妹の大きな反応
そんな中、近くにいた男性から「うるさいので静かにしてください」と強めの口調で注意されました。 その瞬間、胸の奥がざわっとして、「これはまずい」と焦りが広がりました。
思わず「静かにしようね」とヨチ妹に伝えたのですが、その言葉がヨチ妹の心に強く響いてしまい、
「しずかにしなさいっていわないで!!」
と大きな声で怒り出してしまいました。
そこからは、 「うるさいって言わないで!」 「ちがーう!」 と叫び続け、気持ちが完全に崩れてしまいました。
結局、二人を連れて図書館の外に出るしかありませんでしたが、 ヨチ兄は泣きそうな顔でしょんぼりしてしまい、その表情を見るのがとてもつらかったです。
💭 図書館を出てから思ったこと
正直、こういった場面はこれまでも何度かありました。 そのたびに、きっと周りの人は「もっと注意すればいいのに」と思っているんだろうな、と感じることがあります。
でも、私にはこれ以上の方法がないのです。 わかってもらえるとは思っていませんし、迷惑をかけてしまったことへの申し訳なさもあります。 それでも、ヨチ妹に外の世界を経験させていかないと、できることが増えていく機会がなくなってしまうとも思っています。
だから、悲しい気持ちはありますが、私がどう思われても、仕方ないとも感じています。 ただ、あのときのヨチ兄のしょんぼりした顔を思い出すと、胸の奥がぎゅっとして、なんとも言えない気持ちになります。
社会の中では、ヨチ妹だけ特別扱いすればいいという話でもなく、 かといって特性をプラカードのように掲げて歩くわけにもいきません。 「この子はこういう特性があります」と、毎回説明できるわけでもありません。
世間の目、ヨチ妹の気持ち、ヨチ兄の気持ち。 どれを優先すればいいのか、正解がわからなくなる瞬間でした。
🌱 さいごに
我が子の幸せや成長、そして外の世界での経験。 そこに重きを置けば置くほど、周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか── そんな気持ちになることがあります。
正直、正解のわからないことだらけです。 どこまで配慮すればいいのか、どこまで経験させるべきなのか。 その境界線はいつも揺れていて、はっきりとした答えはありません。
それでも、子どもたちがそれぞれのペースで世界を知っていくことを、 私は大切にしたいと思っています。 迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、 それでも一歩ずつ、一緒に進んでいくしかないのだと思います。
もし、同じような気持ちを抱えたことのある方がいたら、
その揺れも迷いも、きっと自然なことなのだと思います。
お互いに、少しずつ進んでいけたらいいですね。


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