ASD児が謝れないのはなぜ?「いーよー」と返すヨチ妹のケース

ヨチ母の思い

最近、ヨチ妹の“謝る場面”で気づいたことがあったので、今日はそのことを書いてみようと思います。

🌼 「ごめんね」がなかなか出てこない理由

ヨチ妹は、悪いことをしてしまったときに 「ごめんね」がなかなか自分から出てきません。

お友達とトラブルになったときも、

「ヨチ妹!ごめんでしょ!」 と言うと、

「いーよー」

と返してくる。

いやいや、あなたが謝るんだよ…! と心の中でツッコミつつ、どう伝えたらいいのか悩んでいました。

でも最近、専門家の話やASDの特性を調べていて分かったことがあります。

🌱 ASDの子は「誰が謝るのか」が混乱しやすい

ASDの子は、

  • 誰が悪かったのか
  • 何に対して謝るのか
  • どういう状況なのか

この“状況の整理”が一気に求められる場面が苦手らしいのです。

だから、

「ごめんねでしょ?」 と言われても、

“誰がごめんねなのか”が分からないまま とりあえず「いーよー」と返してしまう。

これは反抗ではなくて、 情報処理が追いついていないだけ。

そう思うと、すごく納得できました。

🌿 伝わりやすい声かけは「状況説明+言うべき言葉」

ヨチ妹には、次のステップが一番伝わりやすいみたいです。

  1. 状況を短く説明する  「今〇〇したから、お友達びっくりしたね」
  2. 誰が言うのかを明確にする  「ヨチ妹が言うんだよ」
  3. 言うべき言葉を提示する  「こういう時は『ごめんね』って言うんだったよね」
  4. 言えたらすぐ褒める  「言えたね!優しいね!」

丸投げの「なんて言うんだっけ?」より、 ヒントつきの方が理解しやすいみたいです。

🌸 そしてもうひとつ。

ヨチ妹が私を叩いてしまったときの話

思い通りにいかず、私に手が出てしまうことがあります。

そんなとき、私が 「ママ痛いよ」 と言うと、

ヨチ妹は必ず抱き着いてきてこう言います。

「まーま、だいすきだよ」

これ、最初は 「いや、そこはごめんなさいだよ…!」 と思っていたんですが、

実はこれ、 ヨチ妹なりの“仲直りの方法”なんだと気づきました。

ASDの子は、

  • 言葉で謝る
  • 状況を整理する
  • 自分の行動を振り返る

こういう抽象的な処理が難しいことがあります。

その代わりに、

「大好き」「ぎゅー」などの愛情表現で 関係を修復しようとすることが多いらしいのです。

ヨチ妹の「まーま だいすきだよ」は、 まさにそれなんです。

健気すぎて、知るとちょっと泣きそうになります。

🌼 だから私はこう伝えるようにしていきたい

「大好きって言ってくれるの嬉しいよ。 でもその前に『ごめんね』を言おうね。」

愛情表現を否定せず、 “謝る”という行動につなげる。

これが今のヨチ妹にはちょうどいいみたいです。

🌱 最後に

ヨチ妹は、 気持ちの理解が少しずつ育ってきている途中。

謝ることも、 仲直りの仕方も、 これからゆっくり覚えていくんだと思います。

そして、 「まーま だいすきだよ」 と言える優しさは、 もう十分すぎるほど育ってくれている。

とにかく焦らずに見守っていこう。 今日もまた、ゆっくり一緒に成長していこうと思います。

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