🌼 デイ見学で心に残った「ワーキングメモリ」の話
デイ見学で職員さんとお話ししている中で、「ワーキングメモリ」というワードが心に残りました。 普段のヨチ妹を見ていて、思い当たることがいくつかあったからかもしれません。
専門的なことはわからないけれど、 「なるほど、そういうことだったのか」と感じた部分を、私なりにやさしくまとめてみます。 ※見学で聞いた話をもとにした個人的な理解ですので、ご承知おきください。
🌱 五領域の中でも「認知・学習」が少し苦手
というのも、別の番外編で書いた五領域の話とも関係してくるのですが、 その中でも特に「認知・学習(考える力)」の部分が、ヨチ妹は少し苦手です。
これは、今通っているデイでの面談でもお話がありましたし、 私自身、日々のかかわりの中で実感しているところでもあります。
🧠 ワーキングメモリってどんな力?
どうやら、ワーキングメモリというのは、 ざっくり言うと 「今やっていることを頭の中で一時的に覚えておく力」 なんだそうです。
パソコンでいうところの “キャッシュ” みたいなものだと私は感じました。
たとえば、
- 「これ片付けてから、あっちの靴下持ってきてね」
- 「赤いブロックを3つ取って、そのあと青いのを2つね」
こういう“ちょっとした指示”を覚えて動くときに使われる力。
職員さんいわく、 “作業しながら必要な情報を頭の中に置いておく力” と考えるとイメージしやすいそうです。
💭 ヨチ妹に見られる“ワーキングメモリの負担”
ヨチ妹を見ていると、
- 「今やっていることに集中すると、次のことが抜けちゃう」
- 「途中で何をしていたか忘れてしまう」
そんな場面がよくあります。
パソコンも“キャッシュ”がいっぱいになると動きが重くなるように、 ワーキングメモリに負担がかかると、子どもも同じような状態になるそうです。
🌿 ワーキングメモリは“増える”の?
私が一番気になっていたのが、
「このワーキングメモリって、鍛えたりすることで増えたりするのかな?」
という部分。
職員さんのお話では、
- ワーキングメモリそのものを急に増やす というよりは、
- 環境や関わり方の工夫で“扱いやすくなる”
という感じの回答でした。
たとえば、
- 指示は短く、ひとつずつ
- 見てわかる手がかり(絵・写真・実物)を使う
- 順番を見える形にしてあげる
- 成功体験を積んで「できた!」を増やす
こういう工夫が、日常の中でヨチ妹の負担を減らしてくれるそうです。
🔄 “点”は難しくても、“流れ”は覚えられる
ヨチ妹は、まだ「点と点をつなげて線にする」というのは少し苦手です。 その場その場の情報を覚えておくのは負担が大きいようで、 途中で「次に何をするんだっけ?」となることもよくあります。
でも、毎日同じ流れで過ごしていることはしっかり覚えていて、
「おふろ入ってー、おちゅうしゃしてー、ねんねする!」
と、自分で順番を言えるようになってきました。
これは、ワーキングメモリのような“短いあいだだけ覚えておく力”とは少し違って、 毎日の積み重ねで育っていく“流れの記憶(長期記憶)” が根づいているからだそうです。
別の方からも、
「短期の記憶は負担が大きくても、繰り返しの中で身につく“流れの理解”は育ちやすいよ」
と教えていただき、 ヨチ妹の姿と重なって、すごく腑に落ちました。
🌸 ゆっくりでも、確かに前へ進んでいる
ここまで書いてきたことは、あくまで見学で聞いた話をもとにした、私自身の理解ではありますが、 ヨチ妹は、知的な遅れや自閉スペクトラムの特性、染色体のことなど、いろいろ抱えている中でも、 日々少しずつ、確実に前に進んでいます。
「昨日よりできたことが増えている」 「流れを自分でつかめるようになってきた」
そんな姿を見るたびに、母として本当にうれしくて、 ゆっくりでも、ちゃんと育っているんだなと感じます。
複数併用のことは、前の記事で少し触れています。気になる方はのぞいてみてくださいね。
👉 デイ見学で心に残ったこと③:複数併用ってどうなの?
https://yochiyochika-chan.com/jidouhattatusiennkenngaku3-asd/
五領域についての私なりの解釈は、こちらの番外編に書いています。あわせて読んでいただけたら嬉しいです。
👉 デイ見学で心に残ったこと・番外編:五領域って何だっけ?
(URL)


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