デイ見学で心に残った話① 得意を伸ばすだけじゃ届かない 「集団生活で育つ生きる力」について

ヨチ妹 発達記録

🧸✨ 新しく契約したデイと、もう一つの見学

前回の記事では、新しく契約したデイのことを書きました。

新たに契約したデイは、私自身、とてもいいと思い契約しましたが、実際に通うのはヨチ妹本人です。通い続けてみないと合うか合わないかは正直わかりません。

実は契約前に、もう一つ気になるデイの見学予約をしていたため、前回の契約後、そちらも一応見学に行くことにしました。

そこで、私自身改めて考えさせられたお話が、大きく分けて三つありました。 今回は、そのうちの一つについて書いてみようと思います。

🧑‍🤝‍🧑🌱 心に残った話①「集団生活の中でしか育たない力」

🪴 子どもたちが“みんなで過ごす”ということ

スタッフさんのお話の中でまず印象的だったのは、 「集団生活の中でしか育たない力がたしかにある」という言葉でした。

そもそも保育園や幼稚園は、集団生活を学ぶ場所なんですよ——と。

決して、特性があるからできない、というわけではない。 タイミングや、ちょっとした環境の整え方しだいで、 その子も輪の中に加わることができるケースは、実はたくさんある。

でも、実際にはそうなっていないことも多い。 だから私たちはそれを見極めて、“やりすぎないサポート”をしてあげるんです—— そんなお話でした。

📚「経験値」が足りないということ

特に強く言われていたのは、 自閉スペクトラムや知的遅延のある子どもたちに 一番足りないのは「経験値」なんだ、ということでした。

みんな、スピードは違えど成長します。 ただ、自閉スペクトラムや知的遅延のあるお子さんは、そのペースがゆっくりなだけ。 そして、伸び方に特性があるだけ——と。

でも実際には、集団の輪に入れなかったり、 理解が追いつかず参加できなかったりすることが多いのが現実です。 ヨチ妹も、やはりそういう場面があります。

もちろん、保育園は大勢の子どもたちを少人数の保育士さんで見る場です。 どうしても、自分から進んでできる子のほうが経験値を積みやすく、 ゆっくりな子どもは「経験する機会」そのものを失ってしまうことがある。

その積み重ねが、のちにさらに大きな差になっていく—— そんなお話でした。

🎨👧 みんなと一緒に過ごす経験を大切にするデイ

だからこそ、このデイでは “みんなと一緒に過ごす経験”を積むことを大事にしているとのことでした。

個々のスキルアップはもちろんですが、 集団生活の大切さにも重きを置いている、と。

例えば、

  • 順番を待つこと
  • 友だちの動きを見て真似すること
  • 集団の中で自分の居場所を見つけること

そして、その中で本人がどのように居場所を見つけていくのか。 そういった経験が、将来の学校生活など、 ヨチ妹の「生きる世界」につながっていく—— そんな考え方を、丁寧に説明してくれました。

🌈💡 得意を伸ばすことと、集団で育つ力

最近は「苦手なことは無理にやらせず、得意を伸ばしましょう」という考え方も広がっています。 私もそれは本当に大事だと思っています。特に発達に特性のある子どもにとって、 “できた”という成功体験は何よりの力になるからです。

でも一方で、今回のデイで聞いたように、 “集団生活の中でしか育たない力”があるのも事実だと思います。 家庭ではどうしても経験できないこと、同年代の子どもたちの中でしか学べないことがある。

この二つは矛盾しているようで、 実はどちらも必要な力なんだと感じました。

もちろん、今の考え方として “苦手は無理にやらせず、得意を伸ばそう”という流れが強くなってきています。 それは決して悪いことではないし、私も大切な視点だと思っています。

でも、みんな最初から得意なわけではありません。 苦手そうだからといって「やらなくていいよ」と避け続けてしまうと、 本来できたはずのことが、できないままになってしまう恐れもある。

正直、どちらが正しい、どちらが間違いという話ではないんだと思います。 大事なのは、子どもの可能性を摘んでしまわないこと。

私は、今回の職員さんのお話を、そんなふうに受け取りました。

🐣📘 次回は「心に残った話②」へ

見学の中で心に残ったお話は、全部で三つありました。 今回はそのうちの一つ、「集団生活の中でしか育たない力」について書きました。

次回は、二つ目の印象的だったお話について書こうと思います。

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