🧸✨ 前回のおさらいと、二つ目のお話へ
前回の記事では、デイ見学で心に残ったお話のうち、 「集団生活でしか育たない力」について書きました。
今回は、見学の中で印象に残った二つ目のお話です。 これもまた、私の中で大きな気づきになった内容でした。
🧑🤝🧑💭 「経験する機会を奪ってしまうことがある」という話
それは、 「できる子が知らないうちに、発達がゆっくりな子の“経験する機会”を奪ってしまうことがある」 という、少し衝撃的なお話でした。
ヨチ妹は保育園でもお友達にとてもかわいがられていて、 しっかりしている子たちが「次は教室移動だよ!」と手をつないで誘導してくれたり、 「外遊びだよ、靴履くよ!」と靴を履かせてくれたり、 お世話をしてくれることが多いようです。
本人が甘えん坊なのもあり、幼児特有の“お世話したい気持ち”と ヨチ妹の“甘えたい気持ち”がちょうどマッチして、 一見すごく良い関係に見えます。
保育士さんからも 「ヨチ妹ちゃん、人気なんですよ。みんながお世話したがるんです」 と何度か言われたことがあります。 私としても、ヨチ妹が楽しく過ごせていることをうれしく思っていました。
🌱👂 職員さんの言葉が胸に残った理由
……その話を職員さんにすると、こう言われました。
「それでは、本人の“できる”につながらないんです。 “あの子がいればできる”は、“できた”ではあるけれど、“できる”ではないんです。」
つまり、 “その子がいるからできた”という状態は、 環境が変わればできなくなってしまう可能性がある。
私たちは、 本人の力でできることを増やしていきたい ——そういう意味でした。
実際、保育園などでは、たくさんの園児さんを少人数の保育士さんで見てくださっています。 どうしても目が行き届かない場面もあり、 つい“できる子”にゆっくりな子のサポートをお願いすることがあるそうです。 そうしないと回らないから。
それが良い・悪いという話ではありません。
🎨🧒 デイで大切にしている「見守る」という関わり方
このデイでは、 見守りつつ、必要最小限のサポートだけを行い、 手伝いすぎず、本人がどうしたら自分でできるようになるかを考えて関わる という方針を大切にしているとのことでした。
だから、デイの中でも、 中には「教えてあげたい」「手伝ってあげたい」という気持ちから、 お友達を助けようとする光景もあるそうです。
でも、そのときスタッフさんは、 心を鬼にしてこう伝えるようにしているそうです。
「手伝ってあげなくていいんだよ。 自分でできるようになるためには、見守ることが大切なんだよ。」
子ども同士の“優しさ”はとても尊いものです。 でも、その優しさが続くことで、 ゆっくりな子が“自分でやってみる機会”を失ってしまうこともある。
だからこそ、このデイでは、 必要以上に手伝わず、本人が自分でできるようになるための“見守り”を大切にしている ということでした。
🌼💡 私の中にあった“甘さ”と気づき
このお話は、いろんな意味で私には衝撃でした。
どこかで私は、 「お友達がサポートしてくれているし、 コミュニケーションも取れているみたいだし、 本人もうれしそうだから、よかった」 ——そんなふうに思っていたところがあったのだと思います。
でも、スタッフさんの話を聞いて、 その“よかった”の裏側にあるものを初めて意識しました。
もしかしたら、私自身がどこかで、 ヨチ妹の可能性を過小評価していたのかもしれません。
どうしても苦手なことが多いのだから、 せめてニコニコ楽しく過ごしてほしい—— そんな“親としての甘さ”のようなものが、 私の中にあったのかなとも感じました。
🌈✨ このデイを契約しようと思った理由
この話を聞いて、私は「このデイも契約してみよう」と思いました。 今まで私の中になかった視点に触れ、 ここでまた、ヨチ妹の世界が広がるのではないかと感じたからです。
そして、もう一つ、これからのことで気になっていたことを こちらから相談した際のお話があります。
その内容については、また次回書こうと思います。


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