🌸 予測できない音が怖い理由
ヨチ妹と過ごしている中で、ずっと気になっていたことがあります。
それは、音に対しての反応の違いです。 掃除機・工事の音・バイクの排気音などは異常なまでに怖がるのに、 スポーツ観戦での声援や、楽器、音楽ライブのようなイベントは平気。
だから和太鼓も大丈夫だろうと思って鑑賞したところ、 結果は……大泣きでした。
この“ギャップ”はいったい何なんだろう、と。
調べたり、実際の反応を見たりしながら、 少しずつ分かってきたことがあるので、 今日はそのことについて書いてみたいと思います。
🌱 平気な音と怖い音の違いは「予測できるかどうか」
ヨチ妹が平気な音には、ある共通点があります。
- スポーツ観戦の声援
- 音楽イベントやライブ
- リズムのある楽器の音
これらは、おそらく
- 始まるタイミングが分かる
- 音の流れやパターンが一定
- 周りの人も同じ反応をしている
- “楽しい場”という文脈がある
つまり、 脳が「これは安全な音だ」と判断しやすい音らしいのです。
特にヨチ妹は視覚優位だといわれたことがあります。 “見て理解できる状況”だと安心しやすいので、 こうした場面では落ち着いていられることが多いのだと思います。
🌿 掃除機・工事音・和太鼓が怖い理由
一方で、ヨチ妹が怖がる音には、こんな特徴があります。
- 突然鳴る
- 音量が急に変わる
- 低周波や振動が強い
- いつ終わるか分からない
- 方向がつかみにくい
- 自分で止められない
視覚優位の子にとって、 「見えない・予測できない・コントロールできない音」は、 脳が“危険信号”として処理しやすい。
だから、掃除機や工事音、バイクの排気音のような “不規則で突然の音”は特に苦手になりやすいそうです。
🌱 和太鼓だけ特別に苦手な理由
和太鼓はリズム音楽の一種ではあるのですが、 どうやら他の音とは少し違う特徴があるようです。
- ドンッと身体に響く低周波
- 音の立ち上がりが急激
- リズムの“間”が読みにくい
この3つが揃っているため、 感覚が敏感な子には特に負担が大きい音。
音楽イベントは平気でも、 和太鼓だけは怖いという子は実は多いそうです。
実際、ヨチ兄も 「お腹にドンっと響くから苦手だなぁ」 と言っていました。
🌿 視覚優位と聴覚過敏はどう関係している?
そこで、 「視覚優位と聴覚過敏は関係しているのかな?」 と疑問に思い、もう少し調べてみました。
視覚優位の子は、
- 見て理解することで安心する
- 見えない刺激(音・触覚)が苦手
- 予測できる情報を好む
という特徴があるそうです。
だから、
視覚で状況を把握できない音 → 不安が強くなる
という構造が起きやすい。
ヨチ妹の反応は、 視覚優位 × 聴覚過敏の子にとてもよく見られるパターンなんだと思います。
🌱 抱っこを求めるのは“信頼のサイン”
大きな音がしたとき、 ヨチ妹はすぐに抱っこを求めてきます。
これは、 「怖いから助けて」「あなたのところが安全」 というサイン。
不安の表れではあるけれど、 同時に、 安心できる場所がちゃんとある という証拠でもある。
そう思うと、 抱っこを求めてくれることが、 少し愛おしく感じられます。
🌿 わが家でできるサポートは?
- 音が出る前に「これから音が出るよ」と予告する (※現状、予告した時点で泣き出してしまうけれど、継続が必要)
- 視覚で説明する(ジェスチャー・絵・写真)
- 抱っこで安心を確保する
- 「びっくりしたね」「大きい音だったね」と気持ちを代弁する
どれも小さな工夫だけど、 ヨチ妹には効果があればいいなと続けています。
今後、どうしても避けられない状況となれば、 イヤーマフを“選べる選択肢”として置いておくことも 必要かもしれません。
🌸 まとめ──苦手は“弱さ”ではなく“特徴”
ヨチ妹が怖がる音には、 ちゃんと理由がある。
そしてそれは、 弱さではなく、脳の感覚処理の特徴。
視覚優位の子にとって、 予測できない音は負担になりやすい。
でも、 予告したり、視覚で説明したり、 安心できる場所を用意したりすることで、 少しずつ世界が広がっていく。
知れば知るほど奥が深いヨチ妹の世界。 これからも一つ一つ向き合っていきたいと思います。


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