三歳児検診で感じたことと、早く動いてよかったと思えた日

ヨチ妹 発達記録

三歳半になるころ、三歳児検診が行われました。 事前に届いた案内には、問診票のほかに視覚検査や聴覚検査の用紙も入っていました。

ただ、この検査……ヨチ妹にはハードルが高すぎました。

まず視覚検査。 「この〇はどこが空いているように見える?」と聞いても、 そもそも“質問の意味”を理解することができません。 何度やっても難しくて、最終的にはあきらめました。

次に聴覚検査。 保護者が絵シートを使ってささやき声で言葉を伝え、 子どもがその絵を指すというものですが、 これもシステム自体を理解できず、 私がささやき声で言っても、 ヨチ妹は紙に描いてある絵を見て

「あ!わんわん!」「にゃんにゃん!」

と、知っているものをただ言うだけでした。

尿検査もあるし、 「当日、大丈夫かな……」と不安いっぱいのまま、 検診の日を迎えることになりました。

検査当日のこと

当日、同じ月齢のお子さんがたくさんいる中で、 やはりヨチ妹は成長がゆるやかだなと感じました。

保育園では一年単位の大きなくくりですが、 三歳児検診はほぼ同月齢・同週数のお子さんがそろいます。 だからこそ、違いがよりはっきり見える場でもありました。

検査は流れ作業のように進んでいきますが、 ヨチ妹はどの検査でも拒絶反応が強く、なかなか前に進めませんでした。 そのたびに後ろの方をお待たせしてしまうことも多かったです。

どうしても、ああいった“流れで進む検査”では 一人ひとりのペースや意思を尊重するのが難しく、 強制的に連れ回すような形になってしまいます。 それがヨチ妹にとっては面白くないので、 余計に癇癪がひどくなる……そんな悪循環でした。

歯科検診も大暴れ。 おむつ一丁になるのも全力で拒み、 身長も体重も測れませんでした。

尿検査も取れず、 「もしおむつから数滴でも絞れれば」と言われたのですが、 トイレで必死に絞ってみても無理でした。 (最近の紙おむつの吸収力がすごいのか、 そもそも絞るなんてできないのか……今でも分かりません)

育児相談で言われたこと

最後に育児相談があり、 療育センターにかかっていることをお話しすると、 担当の方は

「じゃあ、そこで相談できるから安心ですね!」

とほっとしたように言ってくださいました。

一歳半検診のときに「様子見でいい」と言われながらも、 粘って相談したあの日のことを、改めて思い出しました。 あのとき勇気を出して動いてよかったな、と今では心から思います。

思い返せば、最初にデイの見学に行ったとき、 担当の方から

「ヨチ妹ちゃんは2歳10か月と比較的早く手帳を取得されていますが、 どういった流れだったんですか?」

と聞かれたことがありました。

それまでの経緯をお話しすると、 担当の方は

「お母さん、がんばりましたね」

と言ってくださいました。

一歳半検診では、基本的に“様子見”となることが多く、 発達のスピードはお子さんそれぞれなので、 その後に急成長するケースもあります。 そのため、この時点で判断するのはとても難しいそうです。

どうやら、三歳児検診で初めて 「発達障害の可能性があります」と伝えられるケースが多く、 そこから療育センターを受診し、 経過を見て障害手帳の取得となると、 だいたい4歳頃になることが多いとのことでした。

だからこそ担当の方は、

「近くで見ているお母さんが感じた違和感を大事にして 早めに動かれたのは、ヨチ妹ちゃんにとっても とてもよかったと思いますよ」

と言ってくださいました。

正直、あの頃の私は たくさんの違和感を感じつつも、 どこかで“爆発的な成長”を期待していて、 「少し早すぎたかな…もう少し様子を見た方がよかったのかな」 と思ったこともありました。

でも、子どものためにも、 感じた違和感を大事にして早めに相談していくことが 本当に大切なんだと、改めて感じました。

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