何とか2回目の採血を終えたあたりから、 ヨチ妹の体力が徐々に尽きてきて、おとなしくなってきました。
やっと落ち着いてくれたか…と安心したのもつかの間、 看護師さんから言われていたことを思い出しました。
「絶対に寝かさないでください。寝ちゃうと成長ホルモンが出ちゃうので。」
今回は、 “成長ホルモンが出る薬を飲んでも出ていませんよ” ということを調べるための検査。
でも、どんな子でも ご飯を食べたり、寝たりすると多少なり成長ホルモンが出てしまう。 それだと検査に影響するので、寝かせてはいけないとのことでした。
すっかり騒ぎつかれて寝ようとし始めたヨチ妹。 今度は 「寝かさず起こしておく」という新たなミッション が発生です。
さっきまでは 「泣き叫ばないように落ち着いて…」 と言っていたのに、今度は 「寝るな!起きろ!」。
ずいぶん勝手な言い分に、ヨチ妹の機嫌は最高潮に悪くなりました。
そして、ヨチ母をたたく、ひっかく、髪の毛をむしる…。 3回目の採血に来てくれた看護師さんは、ベッドに散らばる私の抜け毛に驚いていました。
これ全部ヨチ妹に抜かれたんですよ… と、私は心の中でつぶやきました。
3回目の採血も安定の“採れにくさ”を発揮し、大騒ぎ。 とにかく何もかもが気に入らない、そんな状態でした。
そして、4回目の採血の5分前まで頑張ったヨチ妹は、とうとう眠ってしまいました。
採血に来られた看護師さんは 「寝ちゃいましたか。あともうちょっとだったのにね」 という反応。
私は申し訳ない気持ちと、 「さすがにもう無理だったよ。ヨチ妹はよく頑張ったよ。」 という気持ちが入り混じっていました。
ぐっすり眠っているヨチ妹は採血もすんなり終わり、 そのままベッドで眠らせてもらいました。
結果はまた次回の診察で聞くことになり、 お昼ご飯を食べたのち退院しました。
🌱 外来じゃなくて“日帰り入院”を選んでよかった
思い返せば、検査入院の説明を受けたとき、 「もし入院が難しければ、外来での検査も対応できますよ」 という話もありました。
そのときは、ヨチ兄のこと、仕事のことも考えて、 外来にしようかな… と一瞬頭をよぎったのですが、 今は心から 入院を選んでよかった と思っています。
正直、外来だったら、 大暴れするヨチ妹と、周りの方々の両方に気を使いながら検査を進めるのは、 本当に大変だったと思います。
日帰り入院を選んだ自分を褒めてあげたい。 その時は、本当にそう思いました。
相部屋の方には迷惑をかけてしまったけれど、 とても親切な同室さんのおかげもあって、 なんとか乗り切れたのだと思います。


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