作業療法2回目|机上課題で分かったこと|視覚優位・工程の多さ・手首の使い方

ヨチ妹 発達記録

🌼 作業療法2回目に行ってきました

先日、作業療法の2回目がありました。 前回は初めてということもあって少し緊張していたヨチ妹ですが、今回は少し慣れた様子もあり、少しテンション高めでのスタートとなりました。

今回もまずは机上の課題から取り組んでいきましたが、 前回よりも難易度が少しアップしている ようでした。

🧩 まずは机上の課題からスタート

● ① 穴のあいた透明ボードに棒をさす課題

正方形の透明なボードに、16個ほど穴が空いていて、そこに棒をさしていく課題。 見た目はシンプルですが、穴の位置を目で追いながら、手を正確に動かす必要があり、意外と難しいもの。

ヨチ妹は、最初は戸惑いながらも、少しずつコツをつかんで取り組んでいました。

● ② 紐通し(難易度アップバージョン)

前回も取り組んだ紐通しですが、今回は 形と大きさがバラバラ

  • ドーナツ型
  • 三角
  • 四角 など、いろいろな形が混ざっていることで難易度が上がるそうです。

形が変わると、穴の位置や持ち方も変わるので、 「同じ動作のようでいて、実は別のスキルが必要になる」 とOTの先生が教えてくれました。特に、穴に刺した後に持ち替えるといったような部分が難しく感じるようですが、そこもよくできてますね。と言ってくださいました。

● ③ パズル+トンカチの複合課題(今回の難関)

今回の机上課題の中で、 一番難しかったのがこのパズルのような課題 でした。

  • 四角
  • 細長い棒

など、いろいろな形と色のピースの中から、 指定された形・色のものを選び、 それをボードに乗せて、最後にトンカチでトントン叩いて固定するというもの。

工程が複数あり、 「選ぶ → 置く → 叩く」 という流れを理解する必要があります。

これはヨチ妹には難しかったようで、 説明の途中から、 お花の形のピースが気に入りすぎて、暴走。鼻歌を歌いながら、ひたすらそれを探して並べて遊び始めてしまいました。

これまでの課題は児童発達支援で経験したことがあったのでスムーズでしたが、 今回は初めての課題だったこと、そして工程が多かったことが難しさにつながったようです。

さらにOTの先生によると、 ヨチ妹は“視覚からの情報を強く受けやすいタイプ” とのことでした。

そのため、たくさんの形や色が並んでいると、 どうしても“好きな形”や“気になる色”に意識が向きやすく、 課題の手順よりもそちらに気持ちが引っ張られてしまうことがあるそうです。

今回のお花のピースに夢中になってしまったのも、 まさにその特性が表れた場面だったようで、 「これはこれで、その子らしさなんですよ」と先生は優しく説明してくださいました。

🌱 OTの先生の視点から見えたこと

先生は、ヨチ妹が

  • どこでつまずくのか
  • どの工程が理解しにくいのか
  • 興味がどこに向きやすいのか

を丁寧に観察されてるようでした。

「初めての課題は、工程を理解するだけでも大変なんですよ」 「興味が強いものに意識が向きやすいのも、その子の特徴のひとつです」

と、ヨチ妹の様子を肯定しながら説明してくださいました。

✨今回、もうひとつ気になったこと

その後は、トングを使ったり、フォークやスプーンを使っておもちゃを“さす・すくう・移す”といった課題に取り組みました。 普段からできている動作ではあるものの、全体的に体の使い方が少し固く、特に机上の課題では 、私自身ずっと気になっていたのですが、やはり手首をうまく使えていないために動きがぎこちない ように見えました。

この機会にと、課題の合間にOTの先生にその点を質問してみました。

すると先生からは、 「腕全体でやろうとしているので、ひじが上がっていますよね」 という指摘がありました。

どうやらヨチ妹は、もともと 筋肉が柔らかいタイプ で、 その影響もあって 体幹がまだしっかり安定していない 可能性があるとのこと。

手先を使う作業というのは、実は

  • 体幹が安定する
  • 肩が安定する
  • ひじが安定する
  • 手首が安定する

という順番で支えができて、 そのうえで 指先の細かい動きが“分離”していく そうです。

つまり、 体幹 → 肩 → ひじ → 手首 → 指 という土台がまだ十分に育っていないため、 今はどうしても“腕全体で動かす”やり方になってしまう、ということでした。

「分離がまだできていないから、全体で動かすしかないんですよ」 と先生が説明してくださり、 ヨチ妹の動きの理由がとてもよく理解できました。

🧠 今回の気づき

今回の机上課題を見ていて感じたのは、

  • “できる・できない”は、経験の有無で大きく変わること
  • 工程が増えると、一気に難易度が上がること
  • 興味の方向に引っ張られやすい特性があること
  • 手先の細かい動き(微細運動)は、 いきなり指だけでできるものではなく、身体の“土台”が安定して初めて可能になるということ

このあたりが、今後の支援のヒントになりそうだということ。

前回の「姿勢や机の高さで結果が変わる」という気づきに続き、 今回は「工程の多さ」や「初めての課題への反応」が見えてきた回でした。

机上の課題だけでも、ヨチ妹の特性やつまずきの理由が少しずつ見えてきました。 そしてその背景には、実は 身体の土台となる力 が関わっているようです。 次回は、その身体機能の部分について、続けて記録していきます。

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