障害のある子どもたちの就職の現実と、幼児期に育てたい「力」について思うこと

ヨチ母の思い

🌱 障害のある子どもたちの就職の現実を知って

前回、身辺自立の大切さについてまとめましたが、専門家の方がそこを強く強調されていた背景には、障害を持つ子どもたちの就職の実情があるようです。

親としては、どんな形であれ、 「自分で働いて生活できるようになってほしい」 という願いを少なからず持っていると思います。 私自身も、ヨチ妹が将来、自分の力で生活できる選択肢を持てたら…と願っています。

しかし、現実はなかなか厳しいようです。

📊 支援学校卒業後の就職率は約32%

専門家の方のお話では、 支援学校に通い、障害者手帳を持っている人の中で、実際に就職できているのは約32%ほどとのことでした。 残りの多くは、生活保護や障害年金を中心に生活しているケースが多いそうです。

さらに衝撃的だったのは、 就職できている人の中にも、就労継続支援B型で働いている方が多く、平均工賃は月1万8,000円ほど という現実でした。 この数字は全国平均とほぼ一致しているそうで、生活していくには到底足りない金額です。

🏢 「障害者雇用枠があるから安心」ではなかった

私はどこかで、 「障害者雇用枠があるから、そこに入れれば働けるかもしれない」 と希望的に考えていた部分がありました。

でも、専門家の話では、 法定雇用率2.5%に対して、実際に雇用されているのは1%ほどとのこと。 数字上は“枠がある”ように見えても、現実はそんなに甘くないのだと知りました。

しかも、 発達障害に加えて知的な遅れがある場合は、さらに厳しい という話もありました。

働くためには、指示の理解、作業の持続、生活リズム、コミュニケーションなど、 さまざまな“土台”が必要で、そこが育ちきらないまま大人になると、選べる仕事が限られてしまうそうです。

🧩 ダイバーシティの言葉と、現実のギャップ

「ダイバーシティ」「インクルージョン」といった言葉を耳にすることも増えましたが、 現実はまだまだ追いついていない というのが正直なところだと思います。

きれいな言葉だけでは救えない現実があって、 その中で生きていくのは子どもたち自身。 そう思うと胸がぎゅっとなりました。

🌼 だからこそ、幼児期からの「土台づくり」

こうした話を聞くと不安になりますが、 だからこそ幼児期からの身辺自立が大切なんだ という前回の話につながっていくのだと感じました。

もちろん、これは親や本人を責める意味ではありません。 ただ、働くためには

  • 身辺自立
  • 生活リズム
  • 作業に取り組む力
  • コミュニケーション
  • 社会性

といった“働くための土台”が必要で、 それが十分に育たないまま大人になってしまうケースが多いという現実があるようです。

ヨチ妹にとって、身辺自立はまだ大きな課題です。 すぐにできるようになるわけではないけれど、 日々の生活の中で少しずつ力を育てていけたらと思います。

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