🏃♀️ 運動会の練習が思うようにできなかった理由
先日、ヨチ妹の運動会が行われました。
運動会までには競技のための練習が行われるのですが、 週に4〜5日、児童発達支援(デイ)に通っているヨチ妹は、どうしても練習できる機会が少なくなってしまいました。
最低限、全体練習には参加するようにしていたものの、 日々のちょこちょこした練習にはほとんど参加できず、 結果として、みんなの半分以下の練習量しか確保できていない状態でした。
🌱 練習を優先しなかった理由と、親としての葛藤
正直、運動会までの間は、運動会の練習を優先することも考えなかったわけではありません。 でも今は、将来に向けて“身辺自立”を目標に頑張っている時期でもあります。 そして何より、本人がデイのことを本当に大好きなようで、楽しみにしている姿を見ると、そこを無理に変えることはしたくありませんでした。
だから、運動会前だからといって特別に練習を優先するのではなく、 いつも通りの生活リズムを大切にすることに決めました。
ただ、周りの子と比べると、何倍も頑張らないと追いつけないヨチ妹の特性を考えると、 この選択が本当に正しかったのか——そう悩むことも何度もありました。
「練習量が少ないままで大丈夫かな」 「みんなと同じようにできなかったらどうしよう」
そんな不安が頭をよぎる日もありました。
🎌 運動会当日の朝、まさかの大騒ぎ
そんな中で迎えた、運動会当日。
まずは、体操着を着たくないと大騒ぎ。 意地でも着ないと泣き叫ぶヨチ妹と格闘しながら、時間だけがどんどん過ぎていきました。
遅刻ギリギリになってしまったため、最後は半ば強引に着替えさせて(本当に、しかたなかったんです)、なんとか会場へ向かいました。
出だしから暗雲が漂うような気配に、不安がじわじわと募っていきましたが、 会場に着くころにはヨチ妹の気分も落ち着いていて、少しホッとしました。
ところが、親と離れて集合となった瞬間、 「ママがいいーー!」と大泣き。
昨年も、競技の途中で何度も脱走を試みて私のところへ走ってきていたので、 「今年もそうなるのかな…」と不安が頭をよぎりました。
🌈 でも、今年のヨチ妹は違った
ところが、1歳成長したヨチ妹は、昨年とはまったく違いました。
入場前までは保育士さんに抱っこされていたものの、 今年は入場門から、みんなと一緒に自分の足で歩いて行進してくれたんです。
横には保育士さんがしっかりサポートでついてくれていましたが、 私の姿が見えても「ママー!」と笑顔で大きく手を振るだけで、 そのまま、みんなと一緒に歩いていきました。
準備体操では、ほんの少しリズムに乗って体を動かしていたものの、 ほとんどは立っているだけの状態。 それでも——
輪を乱すことなく、その場でみんなと一緒に過ごせている。
その姿を見て、私は胸が熱くなるほどの成長を感じました。
🧗♀️ 障害物競走とダンスで見えた“今の力”
競技の障害物競走も、ヨチ妹は最終走者で、とってもゆっくり。 しかも、いくつかの障害物は飛ばしてしまっていました。 それでも、最後の前転はしっかり行い ゴールまで自分の力でたどり着くことができました。
そしてダンス。 振り付けを覚えて披露する、というよりは、 周りの子どもたちをよく見て、 ワンテンポ以上遅れながらも、 “時間差で真似をしながら参加する”という形でした。
完璧じゃなくても、分からなくても、 一生懸命に周りを見て、合わせようとしている姿が本当に健気で、 胸がきゅんとなりました。
後々保育士さんから聞くと、競技の待ち時間に何度か私のところに脱走を試みていたようではありましたが、 それでも、みんなと一緒に運動会に参加でき、笑顔で楽しく過ごせていたことをうれしく思いました。
👀 そして気づいた「模倣発達」という大切なステップ
今回の運動会を見ていて、強く感じたことがあります。
それは、ヨチ妹はいま、 「自分で覚えて、自分で考えて動く」ことは難しくても、 「周りを見て、その場で合わせる」ことが少しずつできる時期にいるということ。
実はこれ、発達の過程としてとても自然な姿なんだそうです。
子どもが何かを“自分で覚えて再現する”ためには、 その前に 模倣(まねっこ)の発達段階があります。
- 目の前の動きをそのまま真似する「同時模倣」
- あとから思い出してやる「遅延模倣」
- 覚えたことを自分で組み立ててやる「自発的再現」
この順番で育っていくと言われています。
ヨチ妹は、まさにこの 同時模倣 がぐっと伸びてきている時期。 ダンスのときに、周りの子どもたちをよく見て、 ワンテンポ遅れながらも「合わせよう」としていた姿は、 まさにこの力が育っている証拠だと思います。
“覚えてやる”のはまだ難しくても、 “見ながら合わせる”という力がしっかり育っている。 これは、次のステップにつながる大切な発達の土台なんだと感じました。
今回の運動会を通して、 ヨチ妹の「できること」はまだ小さくても、 その一歩一歩が確かに積み重なっていることを感じました。
これからも、ヨチ妹のペースで、 ヨチ妹らしく育っていけるように、 私も一緒に歩いていきたいと思います。
そして、同じように悩んだり、迷ったりしながら子育てをしている誰かに、 今回の気づきがそっと届いたらうれしいです。


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